少し前まで青く高い空が広がっていると思うと、5時頃を境に"あっ"という間に空がまっ赤に染まり、
あれよあれよという間に日が落ちてゆきます。

もう少し夕焼けを楽しみたい!という思いを他所に日は沈んでいくのですが、この名残惜しさが日本の四季の特徴なのでしょうね。
大阪は日本で有数の海に夕日が沈むのを楽しめる都市。
大阪湾に沈む夕日は、歌になるほどシュールなのです。

そう、”大阪ベイ(湾)ブルース”!
余談ですが、歌の冒頭にある”にじむ街”とは恐らく兵庫県のこと?
大阪湾から見て、対岸沿いに位置する兵庫県と大阪は昔から交流が盛んで、
徳川家が栄えた時代、兵庫津(津=港)で穫れた一流の食材や物資は大坂に集められ、
最高級のものだけが"下りもの"として江戸の大名のもとに納められていたそうです。
”下らんわぁ”、”下らん事ばかり言うて〜。”などという言葉は、
”とりあげる価値がない”、”程度が低くてばからしい”といった状態の代名詞として使われています。

下らん事をツラツラと書いてしまいました。汗

スペインのバスク地方も大阪同様、海に夕日が沈む街なのです。
バスク地方屈指の有名レストランが軒を並べるサンセバスチャンは、
フランスとスペインの国境に位置し、漁業と物資交流が盛んでスペインで最も食文化が栄えている街です。

大阪とバスク、人や物の交流が盛んに行われる港湾都市では、自ずと食文化が繁栄するのでしょうね。

大阪のバスク料理店、エチョラで秋の夜長をお過ごしくださいませ。

新メニューをご紹介します電球



毛ガニのカニみそ焼き料理
たっぷりと身が詰まっています。上に乗っているのはこんがり焼いたカニみそです。キラキラ



ホクホク温かい太刀魚のグリーンソース料理

*どちらのお料理も、市場で新鮮な食材を見つけた時にご用意させていただいております。